公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA/エリナ)
北東アジアウォッチ

ERINAのメルマガ北東アジアウォッチ No.345 (2018年10月12日発行)

♦INDEX♦

▍NEAヘッドライン

▪ロシア極東情報
▪中国東北情報
▪モンゴル情報
▪対岸ビジネス情報

▍エリナ・レター

▍ERINAインフォメーション
11月15日(木)に富山にてERINA・北陸AJEC主催セミナー「変容する北東アジア」を開催します。
『ERINA北東アジア研究叢書8』を発刊しました。
新潟県内高校・中学を対象に「ERINA出前授業」の申込み受付中です。
英文学術誌『The Northeast Asian EconomFic Review』編集委員会では投稿論文を募集しています。
『ERINA REPORT (PLUS)』編集委員会では投稿をお待ちしています。
ERINA 賛助会員・購読会員のご案内


 去る10月1日、ERINA設立25周年記念シンポジウム・祝賀会を開催しました。国内外から多くの方々からご参加いただき、誠にありがとうございました。その半月前の9月15日、日本経済研究センター元理事長でERINAの初代理事長を務めた金森久雄氏が逝去されました。謹んでご冥福をお祈りしながら、これからのERINAの発展を期していきたいと思います。(編集長)



▍NEAヘッドライン


▏ロシア極東情報


♦ 沿海地方知事選挙の決選投票結果が取り消しに ♦

 ロシア連邦中央選挙管理委員会のエッラ・パンフィロワ委員長は、沿海知事選挙の取り消しという地元選管委の決定を支持し、それが唯一、可能なものだったと評価した。
 「この決定は合法的だ。現状で別の結論はありえなかった」とパンフィロワ委員長は20日、インターファクスに語った。同委員長によれば、2万4000人余りの選挙民が投票するはずだった一部選挙区に関して、数え直しができなかったため、選挙民の意志を完全に、正確に評価することは不可能。「投票用紙は管理されていなかったから、それらをどうにでもできた。それらを数え直しに使ってはいけない」とパンフィロワ委員長は明言した。
 パンフィロワ委員長は、「やるべき行動をとった」と沿海地方選管委のメンバーに感謝の言葉を述べた。「この決定により、勝ったのは沿海地方の選挙民だ」と委員長は結論付けた。中央選管委は、沿海地方知事選やり直しが公正に、透明に行われるよう、できる限りのことをする方針だ。
 中央選管委のシヤフシャフ・マゴメドフ代表は記者団に対し、沿海地方のアンドレイ・タラセンコ知事代行がやり直し知事選挙まで続投することを発表した。
(インターファクス9月20日)

♦ 2つの地域の知事選挙で野党系候補者が勝利 ♦

 2地域の知事選挙決選投票の結果、暫定情報によると、LDPR(自由民主党)の候補者が優勢だ。ハバロフスク地方ではセルゲイ・フルガル氏、ウラジミル州ではウラジミル・シピャギン氏。選挙は競争選挙で、結果に疑わしい部分はないと、中央選挙管理委員会では発表された。勝利を逃した現職の知事たちも、市民の意思表明の結果を認めることを表明した。
 ハバロフスク地方知事選挙ではLDPRのセルゲイ・フルガル氏が得票率69.57%で勝利。2009年から現職のビャチェスラフ・シポルト知事は27.97%だった。同時に、投票率は1回目(36.09%)よりも高い、47.49%だった。
 知事選出の後、新しい地方政府が組織される。フルガル氏は、既に活動計画があると話しており、大幅な人事替えはなく、新内閣は知事就任式後2週間以内に明らかになると、約束した。セルゲイ・フルガル氏は24日のブリーフィングで、ハバロフスク地方の医療の拡充に重点が置かれることを約束した。
 ウラジミル州の知事選挙では、州議会LDPR会派の指導者、ウラジミル・シピャギン氏が得票率57.03%で勝利。与党の推す現職のスベトラーナ・オルロワ知事は37.46%だった。決選投票の投票率は1回目32.96%、決選投票38.29%だった。同州社会院のナタリア・ユジナ議長は、決選投票の投票率が高かったことは選挙への信頼を占める良い数値だとコメントした。
 2人の次期知事はLDPR党員で同い年(48歳)。フルガル氏は下院議員を複数期務めている。2005年にハバロフスク地方議会議員に当選、2007年にLDPRから下院議員に選出された。シピャギン氏はウラジミル州議会LDPR会派会長。2013年に州議会議員に選出され、農業政策・自然利用・環境委員会を率いた。
 28日、ハバロフスク市でセルゲイ・フルガル氏の同地方知事就任式が行われ、この瞬間から同氏は知事の職務に就いた。
(ロシースカヤ・ガゼータ9月24日、RIA 9月28日)

♦ プーチン大統領が沿海地方知事を解任、後任は現サハリン州知事 ♦

 プーチン大統領がサハリン州のオレグ・コジェミャコ知事を沿海地方の知事代行に任命した。大統領は、クレムリンでのコジェミャコ氏との実務会談の折にこのことを話した。「サハリン州の情勢は概ね良好で、ロシア連邦の極東ほか、多数の構成主体とは良い意味で異なっている」と大統領は指摘した。
 コジェミャコ氏は複雑な政情の中、沿海地方を任された。沿海地方選挙管理委員会は先週、モスクワからの勧告を受けて、多数の違反を理由に同地方知事選挙の結果を取り消した。決選投票で勝利した当時のアンドレイ・タラセンコ知事代行は、プーチン大統領が昨年この職務に任命した。タラセンコ氏のライバルは共産党のアンドレイ・イシチェンコ氏で、開票率99%の時点までタラセンコ氏をリードしていた。最終的に、両候補の得票差はわずか7650票。タラセンコ候補の得票率は49.55%、イシチェンコ氏は48.06%だった。両候補は、選挙民を買収したとしてお互いを非難。やり直し選挙は年内に同地方で行われることになっている。
 この会談でコジェミャコ氏は、沿海地方知事選挙への出馬の許可を大統領に求めた。大統領は「反対しない。どうぞ」と答えた。
 コジェミャコ氏は4地域(沿海地方以外に、アムール州、サハリン州、既に存在しないコリャーク自治管区)を主導した初めての知事だ。彼は2015年、前任者、アレクサンドル・ホロシャビンの汚職による失脚を受け、サハリン州知事に任命された。
(ベドモスチ9月26日)

 サハリン州の知事職は当面は現州首相が代行 

 サハリン州知事の職責は、ベーラ・シチェルビナ州首相が代行することを、サハリン州政府がインターファクス極東に伝えた。
 「今のところ、州知事の職務はシチェルビナ州首相が代行している」と広報担当者は話した。既に報じられたように、プーチン大統領は26日、オレグ・コジェミャコサハリン州知事を沿海地方の知事代行に任命した。
 州選管委のマリーナ・アンドリヤノワ書記は27日、サハリン州知事の前倒し選挙の投票日が2019年9月8日に予定されていることを、「インターファクス極東」に伝えた。
 なお、コジェミャコ沿海地方知事代行は、沿海地方知事選挙に無所属で出馬することを、27日、国営テレビ「ロシア24」のニュースで表明した。
(インターファクス9月27日)

 アムール州の新知事が始動 

 27日に正式に就任したアムール州のワシーリー・オルロフ知事は、州で始まった数多くのプロジェクトを後任者に引く次ぐことなく完成させたい、と頻繁な地方の首長交代に関するマスコミの質問に答えた。
 「規模的に、最も重要なのはガス加工プラント、さらに個人的に期待しているSIBURが建設するガス化学コンビナートだ。直近ではアムール川の護岸工事に着手し、ロープウェーの建設を開始する。自動車橋(ブラゴベシチェンスク-黒河)が完成しつつあるし、中国への鉄道橋の建設計画もある」とオルロフ知事は述べた。
 知事はさらに、ブラゴベシチェンスクへのゼヤ川自動車橋の建設を上手く着工させたいと考えている。
 直近では、新知事は、就任式でユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表から手渡された大統領府の「レッドファイル」の内容に目を通さなければならない。「ファイルの中身はロシア連邦大統領、政府からのアムール州の発展に関する命令だ。すべきことがまだたくさん控えていて、州内では32の公共施設が建設中だ。スボボドヌイ地区を開発しなければならない。そこでは大型の工場が建
設中だが、市はあれだけの数の新しい住民、従業員を受け入れる用意ができていない」とトルトネフ副首相は説明した。
 27には、得票率55.6%で当選したオルロフ知事の就任式が行われた。
(インターファクス9月27日)

 サハ共和国の新首長が始動 

 27日、アイセン・ニコラエフ氏がサハ共和国(ヤクーチア)の新首長に就任した。ヤクーチア中央選挙管理委員会のアレクセイ・エフィモフ委員長が共和国首長選挙結果を発表し、選挙の成立を承認したあと、ニコラエフ氏が二カ国語で宣誓した。
 新首長はさらに、現在、政府の前には経済の大規模な刷新、産業振興の課題があると述べた。「共和国の発展での重要な問題は、レナ川の架橋になるはずだ。我々はこの数世代にわたるヤクーチア住民の夢が実現するよう力を尽くす」とニコラエフ首相は述べた。
 ニコラエフ首長によれば、ヤクーチアの環境福祉に関する首長令が、就任後最初に署名する命令になるという。「この首長令は環境や共和国のきれいな森林・河川の保全、工場の活動による環境損害の軽減、共和国の居住区域における安全で快適な環境の醸成、社会全体のエコカルチャーの形成に係る方策を定めるものだ」と新首長は明言した。
 すでに報道されたように、アイセン・ニコラエフ氏は与党「統一ロシア」から首長選挙に立候補し、得票率71.41%(22万9314票)で当選した。
(インターファクス9月27日)

♦ アムール州から中国へのロープウェー建設は2019年に着工 ♦

 アムール川を横断してロシアのブラゴベシチェンスクと中国の黒河の間にかかるロープウェーの建設が2019年4月に始まることが、2日、アムール州政府の公式サイトで発表されている。
 「企業グループ『レギオン』(企業投資家)が、2019年4月の着工の意志を表明した。今日現在、プロジェクトの対象施設のコンセプト、技術上、設計上のソリューションが検討されている最中だ」と広報資料には記されている。
 アムール州のワシーリー・オルロフ知事は投資家らとの面談で、ロープウェーへの進入道路の接続図の立案を重視し、エネルギーインフラに係るすべての問題を適時に処理する必要があると述べた。
 タス通信はこれまでに、アムール州政府が9月の東方経済フォーラムの枠内で、アムール川横断ロープウェー建設プロジェクトを実行する新たな投資家との合意に達したことを報じた。レギオン社はこれまでの投資家「ZEDデベロップメント」社と交代する。後者の撤退の理由は明らかにされていない。
 ブラゴベシチェンスクから中国の国境の都市、黒河へ向かうロープウェーの建設に関する合意書は2012年に署名されている。建設の主要目的は、ロシア人や外国人(特に観光客)が国境を超える際の利便性の確保だ。ロープウェーの長さは約1キロ、所要時間は3分以内。全天候型ロープウェーは1時間あたり最大2000人を輸送できる。
(タス通信10月2日)

♦ ウラジオ市長が「モチベーション欠如」を理由に早期退任を発表 ♦

 ウラジオストクのビターリ・ベルケエンコ市長が早期退任を発表した。本人の説明によると、「既に市の福祉に取り組むモチベーションがない」のだという。ベルケエンコ氏の退任は、オレグ・コジェミャコ氏が沿海地方知事代行に任命された数日後のことだった。沿海地方の政治評論家らは、ここには直接的な関連があるとみている。コジェミャコ氏自身は、市長の決断を「不可解」としている。
 ビターリ・ベルケエンコ氏はFacebookに「本日、ウラジオストク市議会に申請書を提出した。10月10日までに暖房シーズンと市全域の冬に向けた準備を完了する。10月11日に個人的希望により、市長の職を辞す。市の福祉に取り組む体力はあるが、既にモチベーションがない。市住民への敬意と私のウラジオストクへの愛着をこめ
て。では。ベルケエンコ」と記した。
 市役所の公式サイトには、市長の退任に関する発表はない。市役所によれば、市議会が11日に彼の申請書について審議することになっているという。
 ウラジオストク市議会がTRKプリモーリエ・リング社とテクノホールティングSUMOTRI社のビターリ・ベルケエンコ社長を同市の市長に選出したのは、昨年12月21日のことだった。
(コメルサント・デイリー10月2日)

中国東北情報

 2018遼寧-日本貿易商談会、瀋陽で開催 

 9月19日、遼寧省商務庁、遼寧省商業連合会、中国銀行遼寧省支店などが共同で主催する「2018遼寧-日本貿易商談会」が瀋陽で開催された。省内650社余りの企業の代表は日本からきた17の銀行・ビジネス機構および110社の企業の代表と一対一で面談し、マッチングを行ない、共に商機を探り、協力を図った。
 日本は遼寧省の重要な貿易パートナーだ。今年1月から7月まで、遼寧省の対日輸出入総額は609.05億元で、前年同期比10.23%の伸びとなった。遼寧省は初開催の中国国際輸入博覧会の準備事業に協力し、双方の貿易交流を深め、貿易協力プロジェクトを推進し、良質な消費財の輸入を拡大させ、遼寧の振興と発展を促進することを責務としている。
 陳緑平・遼寧省副省長が商談会に出席し、挨拶の言葉を述べた。日本駐瀋陽総領事館石塚英樹総領事も商談会に出席した。(遼寧日報9月20日)

♦ 中モ間で初の農産品の通関優先ルート開通 ♦

 9月20日、エレンホト口岸で、中国とモンゴル国間で初の農産品の通関優先ルートが開通し、両国の税関で農産品輸出入の優先的な処理・通関が実施されるようになった。これも「一帯一路」の建設を推進し、外国貿易の成長と通関の利便化を促進するための一連の重要な措置である。
 優先ルートの開通は、輸出企業が物流と時間のコストを節約することができることを意味している。エレンホトの税関改革は倉庫で滞留することなく、40秒で輸出手続を終了する試みを推進し、農産品の輸出を便利にした。エレンホト税関の劉世元副所長によれば、税関は監督管理現場に専門の宿直場を設立し、青果の検査検疫を優先的に行ない、手続を終了させるようにしたと同時に、モンゴルのザミンウド税関と共同で監督管理のための積荷リストを相互認証することを通じて、監督管理と通関の効率を大幅に向上させたという。(内モンゴル日報9月24日)

♦ 中日省エネ・環境関連企業技術設備交流商談会、瀋陽で開催 ♦

 先頃、2018中日省エネ・環境関連企業技術設備交流商談会が瀋陽で開催された。19社の日本企業と100社余りの遼寧省内の企業が商談会に参加し、協力の商機を探り、遼寧省の省エネ・環境保護産業の発展を共に推進した。
 国際省エネ・環境保護の技術交流と協力のハイエンドプラットフォームを構築するために、日本の省エネ・環境保護技術と中国企業の需要をマッチングする交流会が2016年から毎年、中国で行なわれている。主催は国家発展改革委員会と「一帯一路」建設促進センターおよび日本の経済産業省と日中経済協会で、今年は瀋陽市が開催を引き受けた。商談会当日、19社の日本企業はそれぞれの先端的省エネ・環境保護技術設備を紹介し、その後、中日双方の企業はグループごとに掘り下げた交流と商談を行ない、協力意向を示した企業は連絡先を交換した。
(遼寧日報9月28日)

モンゴル情報

♦ 鉱業省次官がK-Petroの関係者と面談 ♦

 モンゴルのナンディンドジャルガル鉱業・重工業省次官が18日、韓国石油管理院(K-Petro)の常務取締役を団長とする代表団と面談した。
 ナンディンドジャルガル次官はこの面談で、鉱物資源・石油庁とK-Petroの協力覚書の枠内での二国間協力の順調な進展に満足の意を表明した。次官は、モンゴルにおける石油製品品質管理総合システムの構築での協力を提案し、石油製品の品質管理試験室への技術支援を要請した。K-Petro側は、2016年から続く協力の範囲で実施される予定の活動について、次官に説明した。
 ところで、K-petroのスタッフはモンゴル鉱業・重工業省、鉱物資源・石油庁と協力し、「韓国の経験:燃料の品質管理システムとテクノロジー」というテーマの研修を行っており、国家機関や民間企業・団体の関係者120名余りが参加している。
(MONTSAME 9月19日)

♦ モンゴル国商工会議所が大阪市の代表者と会談 ♦

 モンゴル国商工会議所のオユンテグシ事務局長は9月25日、大阪商工会議所を中心とするビジネス代表団に応対した。
 オユンテグシ事務局長は日本の代表団の訪問に感謝の意を表明し、モンゴルの企業、特に、中小企業の経営者が日本モンゴル経済連携協定(日モEPA)の枠内での対日輸出の拡大を望んでいることを述べた。「日モEPAに従い、モンゴルの対日輸出品目には農業企業の完成品(フェルトモカシン、皮革製品、チャチャルガン(サージ)ジュースなど)が含まれている」と事務局長は述べ、両商工会議所間の連携と協力拡大の方法を模索する重要性を強調した。
 今年上半期の時点で、約40社に対し、モンゴル商工会議所16支部を通じて1050件の原産地証明書が交付された。産業部門別では、原産地証明書の30%強がカシミア製品、ウール製品、ニット製品の輸出、約10%が急速冷凍馬肉と半加工品の輸出用だった。
 モンゴル商工会議所付属モンゴル・日本ビジネス協議会のチンゾリグ事務局長が現在の協議会の活動について説明し、2017年に活動を再開した同協議会が今年、一連の事業、特に第8回官民合同協議会、モンゴル国外相の公式訪日、モンゴル国ビジネス代表団の「Foodex Japan 2018」への派遣を成功させたことを発表した。チンゾリグ事務局長によれば、協議会は現在、中小製造業者らが今年11月14~16日に
東京で開催される第21回産業交流展へ参加できるよう動いている。
(MONTSAME 9月27日)

♦ 鉱業・重工業大臣がモスクワを訪問 ♦

 モンゴルのソミヤバザル鉱業・重工業大臣がロシアを実務訪問中だ。訪問の目的は第4回東方経済フォーラム(EEF)の二国間協議で話題となった複数の提言の実現に係る作業の協議と企画立案だ。さらに、ロシアの石油製品のモンゴルへの輸出に係る問題の検討も予定されている。EEFの枠内でモンゴルのバトトルガ大統領は近隣諸国の首脳と、ウランバートル鉄道の近代化やモンゴルを経由するガスパイプラインの敷設、農業部門での協力に係る一連の重要な問題について協議した。
(VOICE of MONGOLIA 9月26日)

♦ モンゴルの老舗牛乳工場がロシア製特殊車両を導入 ♦

 ウランバートル中心部の広場で1日、モンゴルの「スウ(Suu)」(ミルクの意)社へのロシア製ミルクタンカーGAZon Next(牛乳輸送車両)2台の納品式が行われた。ゴーリキー自動車工場(GAZ)のモンゴルの公式代理店Norteks社のアントン・プロセキン専務取締役が、「スウ」のガントゥルガ社長に2018年製の新車のキーを手渡した。
 モンゴルで最初にできたミルク工場「スウ」は1958年創立。工場には毎朝、ミルクタンカーが到着する。これは、国内各地の2500余りの酪農家から入る牛乳だ。1990年代まで、牛乳の輸送にはソ連製の車両「GAZ-51」が使われていた。1990年代以降、牛乳輸送車両は日本車(日野自動車、三菱)に代わった。しかし「スウ」経営陣は2018年から再び、ロシア製ミルクタンカー「GAZonNext」を選んだ。この新型ミルクタンカーはGAZの車両をベースにタンク(容量4.2立方メートル)が設置され、長時間、中外温度差が大きい時も液体の温度を維持することができる。
(MONTSAME 10月1日)

▏対岸ビジネス情報

♦新潟空港、ソウル線週5往復に 冬の観光客増見込む(新潟日報9月20日)

♦ロシア極東小売り大手幹部 タマネギ輸入「25%増」意欲(北海道新聞9月21日)

♦ロシアに本県の食を 販路拡大へ7社商品紹介(新潟日報9月21日)

♦モスクワ向け貨物所要日数を調査 県が2度目実証実験(北日本新聞9月21日)

♦サハリン航路運航、来年以降不透明に 三セク社長、退任へ(北海道新聞9月22日)

♦ロシアコンテナ船、秋田寄港へ 定期航路の復活期待も(秋田魁新報9月25日)
https://this.kiji.is/417147587451290721

♦中国向け道産米、初出荷 ホクレン、石狩の指定工場から(北海道新聞9月30日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/233219

♦台湾で美しい湾クラブ総会 山崎副知事が富山の魅力PR(北日本新聞10月1日)

♦エリナ設立25周年、新潟でシンポ 元国連事務次長 明石さんが講演(新潟日報10月2日)

♦韓国企業、道産品を格安販売 道国際流通機構を活用(北海道新聞10月3日)



▍エリナ・レター


♦ 丸山由明
  『国境の町の観光開発』(新潟日報 9月17日)
 

エリナ・レターは≫ https://www.erina.or.jp/columns-letter/



▍ERINAインフォメーション

♦♦11月15日(木)に富山にてERINA・北陸AJEC主催セミナー「変容する北東アジア」を開催します。

•日時 2018年11月15日(木) 14:30~16:30
•会場 ホテルグランテラス富山3F「清風」(富山市)

詳細は≫ https://www.erina.or.jp/about/news/133893/

♦♦『ERINA北東アジア研究叢書8』を発刊しました。

ERINA北東アジア研究叢書8
新井洋史編著『ロシア企業の組織と経営―マイクロデータによる東西地域比較分析』
(日本評論社)

詳細は≫ https://www.erina.or.jp/publications/series/

♦♦新潟県内高校・中学を対象に「ERINA出前授業」の申込みを受付中です。

•対象 新潟県内の中学・高校の総合学習の時間など(1時限単位)
•実施期間 2018年5月~12月

詳細は≫ https://www.erina.or.jp/about/demae/

♦♦英文学術誌『The Northeast Asian Economic Review』編集委員会では投稿論文を募集しています。

詳細は≫ https://www.erina.or.jp/publications/naer/

♦♦『ERINA REPORT (PLUS)』編集委員会では投稿をお待ちしています。

投稿規程は≫ https://www.erina.or.jp/publications/er/

♦♦賛助会員・購読会員のご案内

[賛助会員制度]

賛助会員制度は、この設立目的・事業活動に賛同される方々から積極的にご支援・ご協力をいただくとともに、ERINAの事業やその成果を活用していただくための制度です。

[購読会員]

購読会員は、個人の方を対象に、ERINAの定期刊行物等をお届けするサービスです。

詳細は≫ https://www.erina.or.jp/about/member/




TEXT

ご意見・お便りをお寄せください。  e-mail:erina-magazine@erina.or.jp


▪バックナンバー
 https://www.erina.or.jp/publications/mailmag/backnumber/
▪登録・解除
 https://www.erina.jp/ma/mailmagazine-cancell
▪ERINA ホームページ
 https://www.erina.or.jp/
▪ご意見・お問合せ
 e-mail:erina-magazine@erina.or.jp
編集公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)
編集長企画·広報部長 中村俊彦
担当企画·広報部 新保史恵

Copyright (C) ERINA. All rights reserved.
無断転載を禁じます。